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TOPIK4級の次の壁|5級に上がれない人がやりがちなミスと突破法

読者

4級には合格したのに、5級だけがどうしても受からない。毎回190点にあと5〜10点届かなくて、もう何をどう変えればいいのか分からなくて……

4級を取るまでは、勉強するたびに成長を感じられた。なのに4級を取った後から、急に点数が伸び悩む。

受けても受けても、あと数点で5級に届かない。同じ勉強をしているはずなのに、です。

この「4→5級の壁」で立ち止まっている方は、思っている以上にたくさんいます。あなただけじゃないです。

私はTOPIK4級まで取るのに15年かかりました。そして今、まさにこの4→5級の壁の前で足踏みしている一人です。痛感したのは、4級から先は「勉強法そのもの」を変えないと突破できないということ。同じ壁にいる立場から、調べて・試して「これは効きそう」と感じたことを、ぜんぶまとめてお伝えしますね。

じゅん

じゅん

この記事でわかること:

  • なぜ5級で止まるのか(190点の配点構造から)
  • 4級止まりの人がやりがちなミス4つ
  • 分野別(語彙・読解・作文・聴解)の具体的な勉強法
  • 作文の「意見→理由→具体例→まとめ」テンプレ
  • 今日からできる最初の一歩

TOPIK4→5級で止まる本当の理由

まず大事なのは、「努力が足りない」のではなく「壁の構造を知らない」だけ、ということです。理由がわかれば、対策は立てられます。

読者

4級は受かったんだから、もう少しがんばれば5級も…って思ってたんです。

その気持ち、すごくわかります。でも4級と5級は「延長線上」じゃないんです。求められる力が変わる、別の試験くらいに考えた方がうまくいきますよ。

じゅん

じゅん

5級は「中級のゴール」ではなく「上級の入り口」

TOPIK II は3〜6級の等級がつく試験です。3・4級が「中級」、5・6級が「上級」にあたります。

つまり5級は、中級の続きではありません。「上級の入り口」です。

4級合格に必要なのは「中級の基礎を固める力」。5級に必要なのは「上級に足を踏み入れる力」。この2つは、根っこから別のスキルなんです。

4級と同じやり方を続けて点数が頭打ちになるのは、当然のこと。あなたのやり方が間違っているのではなく、「次の段に必要な道具」をまだ持っていないだけです。

配点と合格ライン|190点はどこから来るのか

「あと5〜10点」がどこで取れるのかを知るには、まず点数の中身を分解する必要があります。

TOPIK II は3分野の合計で評価されます。配点はこうなっています。

分野配点問題数・時間
듣기(聴解)100点50問・60分
읽기(読解)100点50問・70分
쓰기(作文)100点4問
合計300点満点

そして等級は、3分野の合計点で決まります(配点・合格ラインはTOPIK公式の基準によります)。

等級合格ライン(300点満点中)
5級190点以上
6級230点以上

ここで気づいてほしいことがあります。190点は「合計点」だということです。

聴解と読解だけで190点を取ろうとすると、2分野で平均95点(ほぼ満点近く)が必要になります。これは現実的にかなり苦しい。

だからこそ、作文(쓰기)の100点が効いてきます。作文で仮に30〜40点でも積み上げられれば(あくまで配点上の試算です)、聴解・読解の負担が一気にラクになります。「あと5〜10点」を一番取りやすいのは、実は作文かもしれません。

4級と5級の試験内容の違い

同じTOPIK II でも、4級レベルと5級レベルの問題では「中身」が変わります。具体的にはこんな違いです。

観点4級(中級)5級(上級)
語彙の種類日常的な表現が中心漢字語・慣用句・新聞語彙が増える
読解の文量中程度の文章長文・論説文・公式文書が出てくる
聴解のスピード通常の会話速度ニュース・討論・講義レベル
作文(쓰기)短作文中心説明文・意見文の長作文が本格化

4級までは「知っている語彙が増えれば点数が伸びる」感覚があります。でも5級からは「語彙を知っているだけでは解けない問題」が増えます。

文章の構造を読み解く力。長文を速く正確に読む力。意見を論理的にまとめて書く力。この3つが問われるようになるんです。

4級そのものの難易度や基準が気になる方は、こちらも参考にしてくださいね。

あわせて読みたい:TOPIK4級の難易度と合格基準を徹底解説

4級止まりの人がやりがちなミス

同じ壁にいる立場で、つまずきやすいポイントを調べてきました。「4→5級で止まる人のパターン」を4つ挙げます。当てはまるものがあっても、落ち込まないでくださいね。気づけた時点で半分は越えています。

読者

毎日ちゃんと勉強してるつもりなのに、何がダメなのか自分でもわからないんです。

わかります。私も全部やってました(笑)。でも「やってる量」じゃなく「やり方」を変えるだけで、ちゃんと動き出しますよ。一つずつ見ていきましょう。

じゅん

じゅん

ミス1:語彙を「増やす」だけで「使っていない」

単語帳を何周しても点数が伸びない。これ、本当に多いパターンです。

5級以上で出てくる漢字語や慣用句は、意味を知っているだけでは解けません。文章の中でどう使われるか、どんな文脈に出るか、という「運用力」が試されます。

意味だけの暗記では、この「文脈での使い方」は育ちません。だから読解で見たときに反応が遅れてしまうんです。

ミス2:作文(쓰기)をほとんど書いていない

これが一番もったいないミスです。作文は100点満点。合否を左右する大きな塊なのに、手をつけていない人がとても多い。

「聴解と読解を固めれば何とかなる」と思いがちですが、さっきの配点を思い出してください。2分野だけで190点はほぼ満点が必要で、現実的に厳しいんです。

そして注意してほしいのが、作文が0点だと等級そのものが付かない可能性があること。白紙はぜったいNGです。何か書けば、部分点はもらえます。

読者

作文って、何を書けばいいか分からなくて、いつも白紙のまま時間が過ぎちゃうんです……

その「白紙のこわさ」、私もよくわかります。でも大丈夫。作文には「型」があるんです。あとで型を丸ごと載せますね。型に当てはめるだけで、白紙はなくなりますよ。

じゅん

じゅん

ミス3:読解を「なんとなく」で読んでいる

4級までは、文章をふんわり読んでも答えが見つかりました。でも5級の長文は、それでは時間が足りなくなります。

読解は50問を70分。1問あたり1分半もありません。「全部読んでから設問」では確実に時間切れになります。

「なんとなく最後まで読んで、なんとなく選ぶ」をやめること。これだけで読解は変わります。具体的なやり方は、次の章で説明しますね。

ミス4:過去問を「解きっぱなし」にしている

「過去問を解いた」と言っても、1回解いて答え合わせをするだけ、という方が多いです。

5級の問題は難しく、1回では自分の弱点が見えません。間違えた問題の「なぜ間違えたか」を分析して、同じタイプを繰り返す。この解き直しサイクルが大事です。

過去問は「解いた回数」より「解き直した深さ」です。3回分を浅く解くより、1回分を徹底的に分析する方が、はるかに伸びますよ。

じゅん

じゅん

そもそも中級で伸び悩む「停滞期」については、こちらの記事でも掘り下げています。

あわせて読みたい:韓国語の中級で伸び悩む「停滞期」を抜ける方法

分野別・5級突破の具体的な勉強法

ここからが本題です。語彙・読解・作文・聴解の4分野それぞれで、「何をどう変えるか」を具体的にお話しします。全部を一度にやらなくて大丈夫。できそうなものから一つずつでいいんです。

読者

分野ごとにやることが違うんですね。全部いっぺんにやらなきゃダメですか?

いえいえ、いっぺんにやると続きません。まずは一番点が伸びやすい作文から、が私のおすすめです。一緒に越えていこうね。

じゅん

じゅん

語彙:漢字語・慣用句を「例文ごと」覚える

5級で頻出する語彙は、公式な場面や論説的な文章で使われる言葉が多くなります。漢字語(한자어)や慣用表現(관용구)は、意味だけでなく「例文ごと」入れるのが効果的です。

  • 単語を覚えたら、その単語が使われている例文をセットで暗記する
  • 覚えた単語で、自分でも短文を1〜2文作ってみる(アウトプット)
  • 過去問で出た語彙は「出題形式ごと」ノートにまとめる

1日15〜20語を「例文つき」で覚えるのが、スピードと定着のバランスが取れた目安です。多すぎると続かないので、欲張らないのがコツですよ。

読解:設問を先に読む+一日一本のニュース音読

読解は「速く正確に」が命です。やり方を2つに絞ってお伝えします。

1つめは「設問先読み」。本文より先に設問に目を通します。何を聞かれるかを知ってから読むと、必要な情報だけを拾えて、読むスピードが上がります。

  • 設問と選択肢に先に目を通し、「何を探すか」を決めてから本文へ
  • 段落の最初と最後の文に印をつけながら読む(論説文は結論が端に来やすい)
  • 知らない単語が出ても止まらず、文の流れで意味を推測して進む

2つめは「一日一本のニュース音読」。韓国のネットニュースを1本選び、声に出して読みます。論説的な語彙と長文のリズムに、毎日5〜10分でいいので触れておくんです。

黙読より音読の方が、漢字語や接続表現が体に残ります。意味の分からない箇所だけ辞書を引けば、語彙の補強も同時にできます。

作文:53番と54番の違い+論述テンプレ

5級突破のカギは、ここです。じっくりいきましょう。

作文(쓰기)は4問構成。配点はこうです。

問題配点内容
51番10点短い空欄補充(実用文)
52番10点短い空欄補充(説明文)
53番30点資料・グラフを説明する短作文(200〜300字)
54番50点社会的テーマの意見論述(600〜700字)

53番と54番の違いを、はっきりさせておきますね。

  • 53番:与えられたグラフや資料を「客観的に説明する」短作文。自分の意見は不要。数字の変化や傾向を、定型表現で正確に書く問題です。
  • 54番:あるテーマについて「自分の意見を論じる」長作文。賛成か反対か、なぜそう考えるかを、論理立てて書く問題です。最大の50点。

白紙になりやすいのは54番です。でも、ここには使える「型」があります。これに当てはめるだけで、書き出せるようになります。

54番の論述テンプレ:意見→理由→具体例→まとめ

  1. 意見:まず立場を一文で宣言する。「私は〜だと考える」
  2. 理由:そう考える理由を2つ挙げる。「その理由は2つある。第一に〜。第二に〜」
  3. 具体例:理由を裏づける例や経験を書く。「たとえば〜」
  4. まとめ:最初の意見をもう一度言い直して締める。「したがって私は〜だと考える」

この4ブロックに分けて考えると、600〜700字は意外と埋まります。中身が完璧でなくても、構成が整っているだけで点が安定するんです。

練習のコツは「書いて、外から見てもらう」こと。一人で書くだけだと、自分の癖に気づけません。週2〜3回のペースで書いて、講師や言語交換パートナーに添削してもらうのが理想です。添削環境がない方は、後半で紹介するサービスも検討してみてくださいね。

聴解:問題パターンを知る+ニュース音源で慣らす

5級の聴解には、ニュースや討論、講義レベルの音声が出てきます。4級まで使っていた「ドラマのセリフ」「日常会話動画」では、難易度が足りません。

そして大事なのが、聴解には「問題のパターン」があるということ。何を聞かれるかが分かっていると、聞きながら答えを探せます。

  • 行動予測型:会話のあと「この人は次に何をするか」を問う。→ 最後のやりとりに集中する
  • 意図把握型:話し手が「なぜそう言ったか」を問う。→ 言葉の裏の目的を意識する
  • 講義型:講義や説明を聞いて「内容と一致するもの」を問う。→ メモを取りながら聞く

音源の慣らし方も具体的に。

  • 韓国のニュース音声(KBS World Radioのやさしい韓国語ニュースなど)を毎日聞く
  • 5級の過去問聴解を、同じ問題で3回以上繰り返す
  • 解いた後にスクリプトを見ながら聞き直し、聞き取れなかった箇所を音読する

聴解は「量をこなす」より「一つの音源を深く使い込む」方が効果的です。聴き直し→音読→また聴く。このサイクルで、耳が上級の速度に慣れていきます。

今日からできる最初の一歩

ここまで読んで「やることが多くて、逆に動けない」と感じた方へ。大丈夫です。今日やることは、たった一つでいいんです。

読者

結局どれから手をつければいいんでしょう?やる気はあるんです。

今日は「54番の作文を1本、型に当てはめて書く」だけ。これが一番点に直結します。私も同じ一歩から始めてますよ。

じゅん

じゅん

今日の1時間でできる、最小ステップ。

  1. 過去問やテキストから、54番の意見論述テーマを1つ選ぶ(5分)
  2. さっきの型「意見→理由→具体例→まとめ」の4ブロックに、日本語で要点をメモする(15分)
  3. そのメモを韓国語にして、600字を目標に書ききる(35分)
  4. 書けた自分を、ちゃんとほめる(5分)

完璧じゃなくていいんです。「白紙じゃない作文」を1本書けた、それが今日の勝ちです。明日も同じテーマでいいので、もう1本。これだけで、試験本番の白紙はなくなります。

私も4→5級の壁の前にいます

読者

じゅんさんは、もう5級は持ってるんですよね?

正直に言うと、まだなんです。今まさに、あなたと同じ壁の前にいます。だからこの記事は「上から目線のアドバイス」じゃないんです。

じゅん

じゅん

正直に言うと、私自身もまだ5級は突破できていません。今まさに4→5級の壁の真っ最中です。「あれ、ここから伸びない…」って、何度もつまずいてる側です。だからこの記事は、突破した先輩の自慢話じゃありません。同じ壁の前で「これが効きそう」と感じたものを集めた、いわば"同行メモ"のような記事です。一緒に越えていこうね。

独学がきつい人へ:5級突破を後押しするスクール・教材

4→5級は、独学だけで突破するにはかなり根気が要ります。特に作文は「自分で添削できない」のがつらいところ。私自身も遠回りしてきました。だからこそ「こういう選択肢もあるよ」とお伝えしたくて、5級突破に効きそうなサービスを紹介しますね。

読者

作文の添削だけは、どうしても独学じゃ無理で…。どこを頼ればいいですか?

そこは私も同じ悩みでした。まずは無料体験で、自分に合うか確かめるところからで十分ですよ。合わなければやめていいんですから。

じゅん

じゅん

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3級から4級へ上がるときの突破法は、こちらの記事でまとめています。基礎の固め直しにも役立ちますよ。

あわせて読みたい:TOPIK3級から4級に合格するための突破法

よくある質問(FAQ)

読者

細かいことなんですけど、まだ分からないことがいくつかあって…。

遠慮なく聞いてください。よく届く質問を、まとめて答えていきますね。

じゅん

じゅん

Q. TOPIK5級は何点で合格ですか?

300点満点中、190点以上で5級です。聴解100点・読解100点・作文100点の合計で判定されます。ちなみに230点以上で6級になります。

Q. 4級から5級まで、どのくらい時間がかかりますか?

これは人によって本当に差が大きいです。元の力や学習時間で変わるので「何時間」と断言はできません。ただ確実に言えるのは、4級と同じ勉強を続けるより、作文や読解のやり方を変えた方が、同じ時間でも伸び方が変わるということです。

Q. 作文がゼロでも5級に受かりますか?

おすすめしません。作文が0点だと、合計点が足りても等級が付与されない可能性があります。白紙はぜったいに避けてください。型に当てはめて数行でも書けば、部分点がもらえます。

Q. 5級と6級の違いは何ですか?

同じTOPIK II の試験を受けて、合計点で等級が分かれます。190点以上なら5級、230点以上なら6級です。6級は5級よりさらに、専門的な内容の読解や、抽象度の高いテーマの作文に対応できる力が求められます。

まとめ|4→5級の壁を越えるために

TOPIK4→5級の壁の正体は「同じ勉強法を続けていること」でした。5級は中級のゴールではなく、上級の入り口。求められるスキルが変わる節目だからこそ、アプローチを変える必要があります。

  • 5級は190点(300点満点)。作文100点を捨てない
  • 語彙は「例文ごと」覚えて、自分でも使ってみる
  • 読解は設問先読み+一日一本のニュース音読
  • 作文は「意見→理由→具体例→まとめ」の型で書く
  • 聴解は問題パターンを知って、ニュース音源で耳を慣らす
  • 過去問は「解いた回数」より「解き直した深さ」で勝負する

この中で、今日できるのは一つでいい。さっきの「54番を型で1本書く」だけでも、確実に前に進めます。

4→5級の壁は、越えられない壁じゃありません。ただ「今のやり方のまま」では越えられない壁、というだけ。方法を変えれば、必ず動きます。私も同じ壁の前にいるので、一緒に越えていこうね。

じゅん

じゅん

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