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TOPIK勉強

韓国語 中級のテキストはどれ?初級の本のままだと聞き取れない理由

教科書で習うのは「〜です」、推しが話すのは「〜だって」。習う言葉と聞く言葉は違う
読者さん
読者さん

初級のテキストは終わったけど、次に何を買えばいいの?

読者さん
読者さん

勉強してるのに、推しのYouTubeが聞き取れるようにならない…

初級のテキストを終えたら、次は「中級」と書かれたテキストに替えます。

理由は、載っている言葉が違うからです。
初級の教科書には、タメ口が出てきません。
でもバラエティもYouTubeも、話しているのはタメ口です。

そして、先に書いておきますね。
12冊使ったなかで、いちばん役に立ったのはテキストではありませんでした。辞書です。

わたしも、初級の教科書のまま長いあいだ止まっていました。
単語も覚えました。文法もやりました。
それでも、推しのYouTubeは聞き取れないままでした。

この記事では、TOPIKの試験勉強で実際に使った12冊を紹介します。
買っただけで使わなかった本は、入れていません。

この記事でわかること
  • 初級と中級のテキストは、何が違うのか
  • 実際に使った中級のテキスト12冊(用途別)
  • いちばん役に立ったもの(テキストではありませんでした)
  • 初級を終えた人が、最初の1冊を選ぶときの考え方

読み終わるころ、次に買う1冊が決まっていたら嬉しいです。

この記事を書いたひと
じゅん
  • 韓国語の勉強歴:15年
  • 韓国語の資格:TOPIK4級
  • 韓国ドラマファン歴:18年→こちら
  • 詳しいプロフィールは→こちら
  1. 【結論】初級と中級のテキストは、習う言葉が違います
    1. 初級の教科書は「です・ます」だけ
    2. 中級の教科書には「タメ口」が出てくる
    3. バラエティもYouTubeも、タメ口で話している
    4. コンサートのMCは聞き取れたのに、バラエティは聞き取れなかった
  2. なぜ、勉強しているのに聞き取れないのか
    1. 分かる単語しか、分からない
    2. 聞き取るまでには、4つの段階がある
    3. だから、習う言葉を変えるしかなかった
  3. 初級のテキストのまま止まっていたとき、何が起きたか
    1. 2級は満点。でも3級は1問目からわからなかった
    2. 何を勉強していいかも、わからなかった
    3. 文法書がなく、辞書で一つずつ調べていた
  4. わたしが使った中級のテキスト【用途別】
    1. 教科書|西江大学 韓国語 3A・3B
    2. 単語|韓国語能力試験 TOPIK 3・4級 中級単語1800
    3. 文法|実用韓国語文法/絵で学ぶ中級韓国語文法
    4. 文法辞典|標準韓国語文法辞典
    5. TOPIK対策|3冊使いました
    6. 表現|起きてから寝るまで韓国語表現1000
  5. 中級のテキストより、いちばん役に立ったのは辞書でした
    1. 朝鮮語辞典(小学館)|いまは「韓日辞典」
    2. 線を引いて、インデックスをつける
    3. 当時のわたしは「時間がかかる」としか思っていませんでした
    4. 調べた単語をノートにまとめて、翌日に見返す
  6. 中級のテキストに変えて、変わったこと
    1. タメ口を習ったら、YouTubeが聞き取れるようになった
    2. 実際の会話に近い文章を習う、ということ
    3. 2級のとき、推しの言葉が半分わかるようになりました
  7. 【Q&A】中級のテキストについて、よくある質問
  8. 【まとめ】ゴールを決めてから、中級のテキストを選ぶ

【結論】初級と中級のテキストは、習う言葉が違います

初級のテキストは「〜です」、中級のテキストには「〜だって」というタメ口が出てくる

初級と中級では、載っている言葉そのものが別ものです。
中級のテキストを開いたとき、そこにいちばん驚きました。

初級の教科書は「です・ます」だけ

初級のテキストに出てくるのは、ていねいな言い方だけです。
「〜です」「〜します」「〜でしょうか」。
旅行で使うだけなら、この言い方で足ります。

中級の教科書には「タメ口」が出てくる

中級になると、タメ口が一気に増えます。
「〜だって」のような、友だち同士で使う言い方です。
中級の教科書では、実際の会話に近い文章を習います。

バラエティもYouTubeも、タメ口で話している

ここが大事なところです。
バラエティ番組でも、YouTubeでも、出ている人たちはタメ口で話します。
でも初級の教科書には、その言い方が出てきません。

どれだけ勉強しても聞き取れなかったのは、当たり前でした。
習っていない言い方を、聞き取ろうとしていたからです。

コンサートのMCは聞き取れたのに、バラエティは聞き取れなかった

推しがファンに向かって話すときは、ていねいな言い方です。
コンサートのMCも、ほとんどがていねいな言い方でした。
だから初級の勉強でも、少しずつ聞き取れるようになります。

でも、バラエティ番組やYouTubeは違いました。
メンバー同士で話すとき。スタッフと話すとき。
そこで使われているのは、ほとんどがタメ口です。

毎日見ているのは、コンサートではありません。
YouTubeやバラエティです。
いちばん多く触れているところが、いちばん聞き取れませんでした。

なぜ、勉強しているのに聞き取れないのか

聞き取りの4段階。知らない言い方は2番目のハングルに置き換わるところで止まる

単語も覚えた。文法もやった。それなのに聞き取れない。
この状態には、はっきりした理由がありました。

分かる単語しか、分からない

聞き取りは、知っている言葉の中からしか起こりません。
知らない言葉は、音として通り過ぎていきます。
耳が悪いわけでも、集中していないわけでもありません。

韓国に行って、はじめてそれに気づきました。
ショップの店員さんの言葉が、まったく聞き取れませんでした。
忙しそうにしている相手に、もう一度言ってくださいとは言えません。
「はい」と言ってしまって、あとから何度も訂正しました。

聞き取るまでには、4つの段階がある

聞き取れるようになるまでには、順番があります。

  • 韓国語が聞こえる
  • 頭のなかでハングルに置き換わる
  • 発音として聞き取れる
  • 意味が分かる

この4つのうち、ひとつでも欠けると聞き取れません。
そして知らない言い方は、2番目の段階で止まります。
ハングルに置き換えられないからです。

だから、習う言葉を変えるしかなかった

聞き取る力は、勉強量では埋まりませんでした。
習っていない言い方は、何時間勉強しても出てきません。

必要だったのは、もっと頑張ることではありません。
タメ口が載っている教科書に、替えることでした。

初級のテキストのまま止まっていたとき、何が起きたか

TOPIK2級はほぼ満点なのに、3級は1問目からわからなかった

ここからは、わたしが実際にぶつかったことを書きます。
同じところにいる方は、たぶん似た気持ちだと思います。

2級は満点。でも3級は1問目からわからなかった

TOPIK2級は、ほぼ満点で合格しました。
だから3級も、下のほうの点数なら受かる。そう思っていました。

でも3級の問題は、1問目から全くわかりませんでした。
悔しくて、情けなかったです。

何を勉強していいかも、わからなかった

わからないことが、わからない。
その状態がいちばんつらかったです。
やる気がなかったのではありません。進む方向が、見えなかっただけです。

文法書がなく、辞書で一つずつ調べていた

当時持っていたのは、初級のテキストだけです。
中級の文法書は、1冊もありませんでした。

だから過去問の1問目から、単語を調べました。
文法も調べました。ひとつずつ進めました。
朝、家を出る前の時間だけが自分の時間でした。
車の中で作文を書いて、先生に送っていました。

じゅん
じゅん

コツコツ積み上げても、これしか出来ないのか…と思っていました。あのときは毎日凹んでいました。

わたしが使った中級のテキスト【用途別】

中級のテキストの用途別分類。教科書・単語・文法・文法辞典・TOPIK対策・表現

ここからは、実際に使った本だけを挙げます。
買っただけで使わなかった本は、入れていません。

教科書|西江大学 韓国語 3A・3B

この教科書は、オンライン授業のときに先生から指定されたものです。
自分で選んだわけではありません。
ここから挙げる12冊は、すべてTOPIKの試験勉強のときに使いました。

この教科書には、新しい文法がたくさん出てきます。
そしてタメ口が多いです。
「〜だって」のような、実際の会話に近い文章を習います。

中身は、会話練習が中心でした。
とにかく話す練習が多いです。

授業の流れは、こうでした。

  • 家で予習する
  • 授業で、その内容を話す
  • 先生に添削してもらう

読むだけの教科書ではありません。
話す相手がいて、はじめて力を出す教科書です。

独学で使うなら、声に出して読むところまでやらないともったいないと思います。

使ったのは3Aと3Bの両方です。
ネットで見つかったのは3Bだけだったので、そちらを載せておきますね。

単語|韓国語能力試験 TOPIK 3・4級 中級単語1800

この単語帳は自分で買いました。
音声のダウンロードにも対応しています。

正直に言うと、これはあまり使えませんでした。
隙間時間に開くつもりで買いましたが、続きませんでした。

単語帳で覚えるより、過去問で出てきた単語を辞書で調べるほうが残りました。
覚え方には、人によって合う・合わないがあります。

買う前に、自分がどちらのタイプか考えてみてください。
単語帳が続く人には、いい1冊だと思います。

文法|実用韓国語文法/絵で学ぶ中級韓国語文法

中級になると、文法が一気に難しくなります。
初級の感覚のままでは、まったく歯が立ちません。

実用韓国語文法は、初級・中級・上級の3冊が出ています。
使ったのは中級からです。
初級から順に確かめたい方には、こちらもありますよ。

もう1冊、絵で学ぶ中級韓国語文法も使いました。
文字だけの説明より、絵があるほうが頭に残ります。

文法辞典|標準韓国語文法辞典

これは調べるための1冊です。
読む本ではありません。わからない文法が出てきたときに開きます。

TOPIK対策|3冊使いました

試験の演習に使ったのは、3冊です。
どれも自分で買いました。

受けたい級によって、選ぶ本は変わります。
そこは記事の最後にも書きますね。

表現|起きてから寝るまで韓国語表現1000

これは試験のための本ではありません。
日常で使う言い方が並んでいます。

中級のテキストより、いちばん役に立ったのは辞書でした

辞書で調べて線を引き、インデックスをつけると自分の弱点が目に見える

テキストをいくつも挙げておいて、こう言うのも変なのですが。
振り返ると、いちばん効いたのはテキストではありませんでした。

朝鮮語辞典(小学館)|いまは「韓日辞典」

使っていたのは、小学館の朝鮮語辞典です。
紙の辞書です。

いまは「韓日辞典」という名前にリニューアルされています。
探すときは、こちらの名前で見つかりますよ。

線を引いて、インデックスをつける

調べた単語には、そのつど線を引いていました。
そして、引いたページにインデックスをつけます。

同じ単語を、何度も調べます。
でも線が引いてあると、前に調べたことに気づきます。
「また同じところで止まっている」と分かります。

インデックスが増えていくと、自分がどこでつまずいているかが目に見えます。
辞書が、自分の弱点の記録になっていきました。

アプリだと、この「増えていく感じ」は出ません。
紙の辞書を使っていたのは、たまたまでした。
でも結果として、そこが良かったのだと思います。

当時のわたしは「時間がかかる」としか思っていませんでした

正直に言うと、当時はつらいだけでした。
1問目から辞書を引きます。次の単語もわかりません。また引きます。
ほとんど進まないのに、時間だけが過ぎていきました。

調べた単語をノートにまとめて、翌日に見返す

やっていたことは、これだけです。

  • わからない単語を辞書で調べる
  • 調べた単語をノートにまとめる
  • 翌日のスキマ時間に見返す

地味です。近道ではありません。
でも振り返ると、ここがいちばん力になっていました。

そのころの勉強のようすは、TOPIK3級4級に90日で合格する勉強法にくわしく書いています。

中級のテキストに変えて、変わったこと

初級のテキストのままではYouTubeが聞き取れず、中級に変えたらタメ口が聞き取れた

教科書を中級に変えてから、聞こえ方が変わりました。
これは自分でも意外でした。

タメ口を習ったら、YouTubeが聞き取れるようになった

バラエティやYouTubeで話している言葉が、わかるようになりました。
知っている言い方が出てくるようになったからです。

それまでは、自分の耳が悪いのだと思っていました。
そうではありませんでした。
その言い方を、習っていなかっただけです。

実際の会話に近い文章を習う、ということ

中級のテキストは、教室で使う言葉から、生活で使う言葉に近づきます。
だから、聞こえてくる韓国語と重なるようになります。

2級のとき、推しの言葉が半分わかるようになりました

韓国で行われたコンサートに行ったときのことです。
推しの言葉を直接聞き取りたくて始めた勉強が、そこで活きました。

話している内容が、なんとなく分かりました。
ライブが、それまで以上に楽しかったです。
すぐに反応できる楽しさ。歌手の思いを直接理解できる楽しさ。
それを実感しました。

ただ、聞き取れたのは半分だけでした。
そのときは、コンサートまでのあいだ勉強していませんでした。
悔しい思いもしました。

このときはまだ、TOPIK2級です。
2級でも、推しの言葉は半分わかるようになります。
4級まで行かなくても、そこには届きます。

じゅん
じゅん

書いたものを人に見てもらって、はじめて次に進めました。自分ひとりでは、間違いに気づけなかったからです。

【Q&A】中級のテキストについて、よくある質問

中級のテキストについてよくある質問4つ

同じところで迷いやすいことを、まとめました。

Q
初級のテキストは、もう捨てていいですか?
A

置いておいた方がいいと思います。中級でつまずいたとき、初級に戻って確認することがありました。

Q
何冊も買わないといけませんか?
A

いいえ。何年もかけて少しずつ増えただけで、いっぺんに買ったわけではありません。受けたい級が決まってから、それに合うものを1冊ずつでいいと思います。

Q
辞書はアプリではだめですか?
A

アプリでも調べられます。使っていたのは紙の辞書ですが、どちらでも大丈夫だと思います。大事なのは、調べたあとにノートへまとめて見返すことでした。

Q
独学だけで中級に進めますか?
A

テキストを中級に替えるだけでも、聞こえ方は変わります。ただ、書いたものを人に見てもらうようになってから、間違いに気づけるようになりました。

あわせて読みたい

テキストを替えても進めないときは、つまずいている場所そのものが違うのかもしれません。
韓国語が中級で伸び悩む3つの原因|TOPIK2級から先に進めない人の抜け出し方

【まとめ】ゴールを決めてから、中級のテキストを選ぶ

先に目指す級を決めると、買う本が決まる

最後に、いちばん伝えたいことを書きます。

この記事のまとめ
  • 初級の教科書は「です・ます」。中級にはタメ口が出てくる
  • バラエティもYouTubeもタメ口。だから初級のままだと聞き取れない
  • 2級が満点でも、3級が下の点数で受かるとはかぎらない
  • いちばん役に立ったのは、テキストではなく辞書だった

推しの言葉を聞き取りたいだけなら、2級で届きます。
本気で始めて、約1年でした。

その先に行きたい方は、目指す級によって選ぶ本が変わります。
3級なのか、4級なのか、6級なのか。
先にそこを決めてください。そのあとで、本が決まります。

そこに気づくまで、ずいぶん遠回りをしました。

同じところで止まっている方に、少しでも届いたらうれしいです。

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