
TOPIKの日程表にあるPBTとIBTって何?

パソコンで受けるなら、家でも受けられるの?
正直、わたしも最初にTOPIKの日程表を見たときは、
PBTとIBTが何のことか分かりませんでした。
PBTは「Paper-Based Test」の略です。
紙で受ける今までどおりのTOPIKです。
IBTは「Internet-Based Test」の略です。
パソコンなどで受けるTOPIKです。
とはいえ、自分はどちらを受ければいいのか迷いませんか?
先に結論です。PBTとIBTは、どちらも同じTOPIKです。
迷ったら、紙(PBT)で受ければ大丈夫です。
わたしは以前の紙TOPIK試験しかない時代に4級に合格しました。
IBTを受けたことはないので、公式の情報をもとにお伝えします。
※2026年10月30日に公式サイトで確かめました。
2027年の日程は予定で、変わることがあります。

まずは、下の2つからあなたに近いほうを選んでくださいね。
いまのあなたは、どっち?
TOPIKのPBTとIBTとは?日程表の文字の意味

TOPIKのPBTとIBTは、試験の受け方を表す文字です。

日程表の文字は、どう読めばいいの?
確かに、英語の文字だけだと分かりにくいですよね。
そこで、次の3つを順番に説明します。
TOPIKのPBTは紙、IBTはパソコンなどで受ける試験
PBTとIBTの名前は、受け方を表しています。
| 名前(読み方) | 何の略? | 受け方 |
|---|---|---|
| PBT(ピービーティー) | Paper-Based Test | 紙で受ける |
| IBT(アイビーティー) | Internet-Based Test | インターネットのある会場で、パソコンなどで受ける |
公式サイトは、IBTを紙のTOPIKと「同じ効力」の試験と説明しています。
紙でもパソコンでも、試験の値打ちは同じということです。

インターネットなら、家でも受けられるの?
IBTの「I」は、インターネットのことです。
しかし、日本で案内されているIBTは、東京の試験会場へ行って受けます。
TOPIK公式サイトは、IBTで使う機器を「PC、タブレットなど」と書いています。
TOPIK日本公式Xは、IBTを「パソコンで受験するTOPIK」と案内しています。

IBTって、話す試験なの?
IBTは、話す力を調べる試験ではありません。
話す力を調べるTOPIKスピーキングは、IBTとは別の試験です。
日本のTOPIKスピーキングは、2028年度から行う予定です。
TOPIKの日程表の見方
韓国教育財団の日程表では、「類型」の欄にPBTかIBTかが書いてあります。
2027年度の日程表から、2つの行を見てみましょう。
| 回 | 類型 | 試験の日 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 第114回 | PBT | 10月17日(日) | 紙で受ける回 |
| 第20回 | IBT | 8月28日(土) | パソコンなどで受ける回 |
第114回と第20回のように番号が離れていても、どちらも2027年の試験です。
日程表を開いたら、まず「類型」の欄で受け方を見てくださいね。
TOPIKのⅠとⅡは目指す級のちがい
TOPIKを調べていると、TOPIKⅠとTOPIKⅡという名前も出てきます。
ⅠとⅡは目指す級のちがいで、PBTとIBTは受け方のちがいです。
この2つを組み合わせると、受ける試験の名前が分かります。
| 目指す級 | 紙で受ける | パソコンなどで受ける |
|---|---|---|
| 1〜2級 | TOPIKⅠのPBT | TOPIKⅠのIBT |
| 3〜6級 | TOPIKⅡのPBT | TOPIKⅡのIBT |
たとえば、4級を目指して紙で受けるなら「TOPIKⅡのPBT」です。
出典:韓国教育財団・試験日程、国立国際教育院・試験概要、TOPIK公式・IBTの案内
文字の意味が分かったら、次は紙とパソコンの違いを見ていきましょう。
TOPIKのPBTとIBTで違うのは3つ

TOPIKのPBTとIBTは、紙かパソコンかのほかにも違いがあります。

紙とパソコンで、何がちがうの?
確かに、名前だけでは違いが分かりませんよね。
| 比べること | PBT(紙) | IBT(パソコンなど) |
|---|---|---|
| 試験をする場所 | 全国の回と、東京1か所の回 | 東京1か所 |
| 問題を見るもの | 問題の冊子 | 画面 |
| 答え方 | 解答用紙に書く | 画面で選ぶ・入力する |
| TOPIKⅡの作文 | 手で書く | 画面に韓国語を入力する |
| TOPIKⅠの試験の時間 | 100分 | 70分 |
| TOPIKⅡの試験の時間 | 180分 | 125分 |
特に違うのは、次の3つです。
① TOPIKの試験をする場所と日にち
1つ目の違いは、試験をする場所と日にちです。
2027年の日本の予定は、次のとおりです。
| 受け方・回 | 試験の日 | 試験をする場所 |
|---|---|---|
| PBT・第111回 | 2027年4月11日(日) | 全国 |
| PBT・第112回 | 2027年5月16日(日) | 東京1か所 |
| PBT・第113回 | 2027年7月4日(日) | 全国 |
| PBT・第114回 | 2027年10月17日(日) | 全国 |
| IBT・第20回 | 2027年8月28日(土) | 東京1か所 |
| IBT・第22回 | 2027年11月27日(土) | 東京1か所 |
紙の試験でも、5月は東京1か所だけです。
「全国」も、どの県にも必ず会場があるという意味ではありません。
東京まで行く人は、交通費や宿泊費も合わせて考えましょう。

自分が行ける日と場所を、先に見てみてくださいね。
2026年12月5日(土)には、日本で初めてのTOPIK IBT実証実験も行われます。
実証実験は、システムと運用を確かめるために行うものです。
内容は次のとおりです。
- 会場:東京韓国学校
- 受験料:無料
- 定員:20名(先着順)
- 申込期間:2026年10月26日(月)〜11月6日(金)17:00
申し込みは、TOPIK日本公式サイトにログインして、メニューの「イベント」から行います。
ただし、成績証明書は出ますが、進学・就職・ビザ申請などの正式な語学資格には使えません。
スピーキングテストも、今回は行われません。
出典:TOPIK日本公式X・2026年10月26日の投稿(2026年10月31日に確認)
② TOPIKの答え方と作文の書き方
2つ目の違いは、答え方と作文の書き方です。
PBTは問題の冊子を見て、解答用紙に答えを書きます。
IBTは画面を見て、選んだり入力したりして答えます。
特に変わるのは、TOPIKⅡの作文です。
TOPIKⅡの作文は、PBTなら手で書き、IBTなら画面に韓国語を入力します。
作文があるのはTOPIKⅡだけで、TOPIKⅠに作文はありません。
③ TOPIKの問題の数と合格点
3つ目の違いは、問題の数と合格点です。

紙の問題が、そのままパソコンに出るんじゃないの?
そう思いますよね。
しかし、TOPIKのPBTとIBTは、問題の数も合格点も同じではありません。
たとえば4級は、紙なら300点満点で150点が必要です。
IBTで4級を目指すなら、600点満点で291点が必要です。
満点は2倍でも、紙の点数を2倍すればIBTの点数になるわけではありません。
わたしは紙の試験で、300点満点の157点を取って4級に合格しました。
紙の4級の記録は、こちらにまとめています。
→ TOPIK4級のレベルと勉強時間|157点で合格した記録
詳しい数字は、次の表のとおりです。
受ける級が決まってから見ても大丈夫です。
| TOPIKⅠ | PBT(紙) | IBT |
|---|---|---|
| 問題の数 | 聞き取り30問・読解40問 | 聞き取り26問・読解26問 |
| 試験の時間 | 100分 | 70分 |
| 満点 | 200点 | 400点 |
| TOPIKⅡ | PBT(紙) | IBT |
|---|---|---|
| 問題の数 | 聞き取り50問・読解50問・筆記4問 | 聞き取り30問・読解30問・筆記3問 |
| 試験の時間 | 180分 | 125分 |
| 満点 | 300点 | 600点 |
※試験の時間は、問題を解く時間だけです。
集合や説明、休憩の時間は入っていません。
IBTのほうが、試験の時間は短くなっています。
ただし、短いから簡単とは、この数字だけでは言えません。
合格に必要な点数は、級ごとに次のとおりです。
| 級 | PBTの最低点 | IBTの最低点 |
|---|---|---|
| 1級 | 80点/200点満点 | 121点/400点満点 |
| 2級 | 140点/200点満点 | 236点/400点満点 |
| 3級 | 120点/300点満点 | 191点/600点満点 |
| 4級 | 150点/300点満点 | 291点/600点満点 |
| 5級 | 190点/300点満点 | 361点/600点満点 |
| 6級 | 230点/300点満点 | 431点/600点満点 |
違いが分かったら、自分にはどちらが合うのかを見ていきましょう。
TOPIKの紙(PBT)がおすすめな人・パソコン(IBT)がおすすめな人

TOPIKの紙とパソコンは、行ける場所と作文の書き方で合う人が変わります。

わたしには、どちらが合うのかな?
確かに、違いを知っただけでは決めにくいですよね。
それぞれ、おすすめな人を3つずつお伝えします。
TOPIKの紙(PBT)がおすすめな人
紙のPBTは、次の3つに当てはまる人におすすめです。
- 東京まで行かずに受けたい人
- 作文を手で書くほうが落ち着く人
- 受験料と申込期間を先に確かめたい人
2027年の紙の試験は、4回のうち3回が全国で行われます。
紙の試験の受験料は、TOPIKⅠが5,000円、TOPIKⅡが7,700円(税込)です。
紙の試験の申込期間も、日程表に載っています。
紙で受ける人は、紙で問題を解いて解答用紙に書く練習をします。
TOPIKⅡを受ける人は、作文を手で書く時間も計っておきましょう。
TOPIKのパソコン(IBT)がおすすめな人
パソコンのIBTは、次の3つに当てはまる人におすすめです。
- 東京の会場へ行ける人
- ハングルを速く打てる人
- 受験料と申込期間の案内を待てる人
2027年のIBTは、2回とも東京1か所です。
ハングルが打てないと困るのは、作文のあるTOPIKⅡです。
スマホで韓国語を打てることと、パソコンで作文を書けることは別です。
申し込む前に、パソコンで韓国語の文章を打って、時間を計ってみてください。
TOPIK公式サイトの「IBT体験」では、画面を試せます(TOPIKⅠの体験・TOPIKⅡの体験)。
本番と同じ形の画面で、答え方を確かめられます。
韓国語の画面で、スマホだと切れて見えることがあるので、パソコンで開いてみてください。
紙の「51〜54番の作文対策」は、問題数のちがうIBTにそのまま使えません。
教材を選ぶときは、紙用かIBT用かを見ておきましょう。
2027年のIBTの受験料は、確かめた日本の公式ページには載っていませんでした。
IBTの申込期間と成績発表の日も、2026年10月30日の時点では未定です。
韓国の料金をウォンから円に直しても、日本の受験料にはなりません。

IBTのお金と申込期間は、案内が出てから確かめてくださいね。
それでも決めきれないときは、次の章を読んでみてください。
迷ったらTOPIKは紙(PBT)で受けよう

どちらにするか迷ったら、TOPIKは紙(PBT)で受ければ大丈夫です。

パソコンが得意なら、IBTのほうがいいのかな?
パソコンが得意という理由だけで、IBTを選ばなくても大丈夫です。
どんなに得意でも、会場へ行けなければ受けられないからです。
紙をおすすめする理由は、次の3つです。
- 全国で受ける回があるから
- 受験料と申込期間を確かめられるから
- IBTと同じ効力の試験だから
わたしはパソコンに慣れていないので、紙で受けたいと思っています。

作文でハングルを打つのが、遅くなりそうなんです。
IBTを考えている人は、次の順番で確かめてみてください。
- 東京の会場へ行けるか
- TOPIKⅡなら、ハングルを速く打てるか
- 受験料と申込期間の案内が出たか
【まとめ】TOPIKのPBTとIBTは紙かパソコンかの違い。迷ったら紙で

TOPIKのPBTは紙、IBTはパソコンなどで受ける試験です。
試験をする場所や問題の数、試験の時間、合格点もちがいます。
紙のPBTは、東京まで行かずに受けたい人におすすめです。
パソコンのIBTは、東京へ行けて、ハングルを速く打てる人におすすめです。
どちらにするか迷ったら、紙(PBT)で受ければ大丈夫です。
4級を目指す人は、レベルと勉強時間の記事も読んでみてください。
→ TOPIK4級のレベルと勉強時間|157点で合格した記録
リンク先の150点は、紙の試験の合格点です。
2級・3級を目指す人は、こちらです。
→ TOPIK2級のレベルと合格点|わたしが2級でできた4つのこと
→ TOPIK3級の勉強法|90日で合格した体験と合格点【2026】
リンク先の合格点も、紙の試験のものです。
紙の試験の申し込み手順は、こちらにまとめています。
→ TOPIK申込方法を完全解説|受験までの最新ガイド【2026年】
紙の試験の持ち物は、こちらです。
→ TOPIK持ち物は3つだけ|筆記用具と時計はいらない【2026】
最新の日程は、韓国教育財団の公式サイトで確かめられます。


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