
韓国語を始めたいのですが、何から手をつければいいのか分かりません

勉強法を調べているうちに、いつも一日が終わってしまいます
ハングル、単語、文法。どれから手をつければいいのか、迷いませんか?
正直、わたしも最初の数か月は、韓国語をほとんど覚えられませんでした。
勉強法を調べては教材を変えて、また調べていたからです。
そこで、やることを4つだけ決めて、その順番どおりに3か月続けました。
ハングル→単語とフレーズ→短い文を作る→人に話しかける、の4つです。
3か月後、わたしは韓国語を話せるようになりました。
そのあとの韓国旅行では、お店で注文ができて、道もたずねられたんです。
なので本記事では、わたしの実体験をもとに次の3つを解説します。
- 韓国語を何から始めるか迷う、3つの理由
- 韓国語は何から始める?勉強の順番4つ⇩
- 3か月のあと、韓国語がどこまで通じたか
読み終わる頃には、あなたが今日やることが1つに決まりますよ。

まずは、下の2つからあなたに近いほうを選んでくださいね。
いまのあなたは、どっち?
- ハングルがまだ読めない人→順番1のハングルから
- ハングルは読めるけれど、話したことがない人→順番2の単語から
【前提】韓国語を何から始めるか迷う、3つの理由
韓国語の勉強で迷うのは、やる気が足りないからではありません。

わたしだけ、なかなか始められていない気がします
確かに、まわりは進んで見えますよね。
しかし、初心者が迷うのには理由があります。
韓国語の勉強で迷いやすい理由は、次の3つです。
韓国語の情報が多すぎて、選ぶだけで疲れてしまう
いまは、韓国語の勉強法がいくらでも見つかります。
教材を比べたり、動画を何本も見たりしているうちに、時間が過ぎていきます。
まだ勉強を始めていないのに、調べるだけで疲れてしまうんです。
正反対の意見が、同時に目に入ってくる
「独学で十分」「まずは文法から」「いや、会話から」。
こんな意見を、同時に目にしたことはありませんか?
どれもまちがいではなく、向いている人がちがうだけです。
ただ、始めたばかりの人には、その違いを見分ける材料がありません。
いつまで続ければいいのか、分からない
ハングルを覚え始めても、次に何をすればいいのか分かりません。
単語も文法も、「ここまでやればOK」という目安がないからです。
つまり韓国語の迷いの正体は、能力ではなく目安がないことなんです。
だからこの記事では、順番と期間の目安をはっきり書きます。
韓国語は何から始める?3か月で話せるようになる順番4つ
韓国語は、ハングルの音から始めて、話しかけるまでを4つの順番で進めます。

順番を守れば、わたしでも話せるようになりますか?
確かに、順番だけで話せるのか不安になりますよね。
しかし、わたしはこの順番どおりに進めて、3か月で話せました。
韓国語の勉強の順番は、次の4つです。
【順番1】ハングルを読めて、声に出せるようにする
韓国語の勉強は、ハングルを読むところから始めます。
ハングルは「文字=音」なので、見たままが発音になるからです。
まずは、ハングルを見てだいたいの音が出せればOKです。
このとき、ハングルの上にカタカナを書かないでください。
カタカナは日本語の音なので、韓国語の音とはずれているからです。
わたしは文法が得意ではありませんが、発音はよく褒められます。
韓国人の先生にも、いま習っている先生にも「発音がきれい」と言われます。
最初にカタカナを使わず、文字と音のしくみから入れたからだと思っています。
ハングルの覚え方で気をつけることは、次の4つです。
- 文字は「音の記号」だと考える
- 母音をまとめて覚えてから、子音を音として入れる
- 目で見て、かならず声に出す
- パッチム(文字の下につく音)は完璧を目指さない
パッチムを完璧に覚えなくていい理由は、
「パッチムの発音|覚えるのをやめたら聞き取れるようになった」で説明しています。
ラジオ講座のテキストは、まいにちハングル講座の記事で紹介しています。
【順番2】よく使う単語とフレーズを、声に出して覚える
ハングルが読めたら、次はよく使う単語とフレーズを覚えます。
単語だけを覚えるのではなく、フレーズごと覚えるのがコツです。
あいさつ・注文・買い物など、実際に使う場面の短い文から始めます。
わたしが習った韓国語の先生は、最初に覚える数をこう書いています。
初めは200〜300語は暗記する必要があります。
熊澤重典『韓国語独学メソッド 光速インストール』第五部より(著者の許可を得て引用)
300語と聞くと多く感じますが、1日3語なら3か月で届く数です。
単語とフレーズを覚えるときのコツは、次の3つです。
- 使う場面を思いうかべながら、声に出す
- そのフレーズに出てくる単語を、あとから覚える
- 同じフレーズを、何日かに分けてくり返す
旅行で使うフレーズは、韓国語の日常会話フレーズにまとめました。
【順番3】覚えたフレーズの単語を入れかえて、短い文を作る
覚えたフレーズは、単語を1つ入れかえるだけで自分の文になります。
たとえば「コーヒーをください」の「コーヒー」を「水」に変えるだけです。
作った文は、ハングルのとおりに、ゆっくり声に出して読みます。
このとき、文法が正しいかどうかは気にしなくて大丈夫です。
わたしが習った韓国語の先生も、こう書いています。
「明日 私 韓国 行く」
熊澤重典『韓国語独学メソッド 光速インストール』第五部より(著者の許可を得て引用)
これで十分に通じます。
日本語と韓国語は語順が同じなので、単語を並べるだけで伝わります。
短い文を作る練習は、次の3つの順で進めます。
- 覚えたフレーズの単語を、1つだけ入れかえる
- 作った文を、ハングルのとおりに声に出して読む
- 使う場面を思いうかべて、もう一度読む
【順番4】覚えた韓国語で、人に話しかける
作った文が言えるようになったら、人に向けて話しかけます。
なぜなら、話してみないと「通じる韓国語」か分からないからです。
相手の反応があって、はじめて直すところが見つかります。
完璧でなくていいので、覚えた1文をそのまま言ってみてください。
話しかける相手の見つけ方は、この記事の後半でくわしく書きます。
韓国語の勉強で、やらなくていい4つのこと
ここからは、やらなくていいことをお伝えします。
わたしが最初につまずいたのは、この4つでした。
遠回りした数か月を、あなたには飛ばしてほしいからです。
- ハングルを全部覚えてから、次に進む
- ハングルの上に、カタカナを全部書く
- 教材を何冊も買う
- 聞き流すだけの時間を増やす
1つずつ、理由を書いていきますね。
①ハングルを全部覚えてから、次に進む
文字の練習だけを長く続けると、勉強が止まりやすくなります。
だいたい読めるようになったら、短い単語に進んでください。
実際の言葉の中で見たほうが、文字も早く覚えられます。
②ハングルの上に、カタカナを全部書く
正直に言うと、わたしはハングルの上にびっしりカタカナを書いていました。
読める気がするし、意味もすぐ分かるからです。
しかしカタカナは、日本語の音を無理に当てはめたものです。
その結果、知っている単語なのに聞き取れない、ということが起きます。
カタカナを書かずに進めた人ほど、あとで発音を褒められます。
③教材を何冊も買う
新しい教材を買うと、やる気は出ます。
ただ、初級の本は書いてある内容がほとんど重なっています。
毎回1ページ目に戻るより、いまの1冊を最後まで進めるほうが早いです。
本を足すのは、「ここが足りない」と分かってからで大丈夫です。
わたしが使った本は、韓国語の本14選にまとめました。
④聞き流すだけの時間を増やす
これは、わたしが習った先生がはっきり止めていたことです。
大人は、聞いたあとにまねして声に出さないと身につきません。
1〜2歳の子どもでさえ、聞いた言葉をまねしてくり返しています。
音声を聞いたら、かならず1文だけでも声に出してください。

4つとも「やらなくていい」ですよ。まず順番1だけ始めてくださいね。
わたしはこの4つで、韓国語をほとんど覚えないまま数か月を過ごしました。
やり方を探しているあいだは、ほとんど前に進みません。
大切なのは、完璧な方法を見つけることではないんです。
迷わず進める順番を、1つ決めることが近道でした。
韓国語の勉強を3か月続けられた、わたしのスキマ時間
わたしが3か月続けられたのは、スキマ時間だけで進めたからです。

仕事が忙しくて、勉強の時間が取れません
確かに、まとまった時間はなかなか取れませんよね。
わたしも当時は、朝早くから夜まで働いていました。
それでも、次の3つの時間だけで3か月を進められました。
車|出勤前にラジオ講座を聞く
わたしは職場の駐車場に着いてから、車の中でラジオ講座を聞いていました。
出勤前の時間なので、毎日かならず聞けたんです。
使っていたのは、NHKのまいにちハングル講座です。
お風呂|テキストを漫画のように読む
お風呂では、韓国語のテキストを漫画のように読んでいました。
勉強というより、読み物として開いていた感じです。
読んでいた本は、笑って韓国語マスター ぷに韓です。
移動中|単語の動画を聞く
移動中は、単語の動画や教材の音声を聞いていました。
ただし、聞き流すだけでは覚えられません。
聞いた言葉は、あとで声に出してまねしていました。
わたしが続けられたのは、意志が強かったからではありません。
分かる言葉が増えるのが、ゲームのように楽しかったからです。
昨日読めなかった看板が読める。それだけで、次の日も開けました。

正直に言うと、通っていた教室の先生が怖かったのも、勉強した理由です
ここまで読んで、ひとりで進めるか迷った人もいると思います。
わたしは独学と教室の両方をやってきました。
ハングルと単語は、ひとりでも十分に進められます。
一方で、発音と会話は自分では合っているか分かりません。
どちらが向いているかは、「韓国語は教室と独学どっちがいい?」で比べています。
わたしが使った3つ以外の勉強法も、見てみたい人がいると思います。
アプリ・動画・ドラマなどの一覧は、「韓国語の勉強法9選」にまとめました。
3か月のあと、韓国語はどこまで通じたか
3か月はゴールではなく、韓国語が話せるようになる最初の区切りです。

3か月で、どのくらい話せるようになりますか?
確かに、どこまで行けるのかは知りたいですよね。
わたしが実際に通じた場面を、順番に3つ書きます。
3か月|カタコトの韓国語が話せる
3か月(90日)集中して、わたしはカタコトの韓国語を話せました。
長い文は作れませんが、覚えた単語を並べれば伝わります。
まずはここを目指してください。
韓国旅行|注文ができて、道をたずねられた
勉強を続けて、わたしは推しの兵役中に韓国へ行きました。
スターバックスでは、韓国語で注文ができました。
タッカンマリのお店への道が分からず、歩いていた人にたずねました。
地図を見せながら聞くと、「右」「左」「まっすぐ」が聞き取れたんです。
食堂では、隣に座っていた家族と話がはずみました。
最後にはお菓子までいただいて、本当にうれしかったです。
このころのわたしの力は、TOPIK2級のレベルでした。
次のライブ|推しのMCが聞き取れた
そのあとも勉強を続けて、推しの兵役明けのライブに行きました。
このライブでは、推しのMCの話が分かったんです。
聞き取りの進め方は、韓国語が聞き取れるようになるにはに書きました。

3か月で話せて、旅行で通じて、ライブで聞き取れる。この順で進みますよ。
韓国語が少し話せるようになったら、人に話しかけてみよう
ここまでの練習は、ひとりでもできます。
無料で続けたい人は、ひとりの練習だけでも大丈夫です。

覚えた韓国語が、本当に通じるのか不安です
カタコトでも言えるようになったら、ぜひ人に話しかけてみてください。
なぜなら、覚えた韓国語は実際に使うほど身につくからです。
わたしが習った韓国語の先生も、教材にこう書いています。
語学は筋肉トレーニングと同じですので
熊澤重典『韓国語独学メソッド 光速インストール』第五部より(著者の許可を得て引用)
繰り返し繰り返し実際に使ってみることでしか上達しません。
韓国語で話しかける相手の見つけ方は、次の4つです。
- 話すのが恥ずかしい人は、ペンパルサイトで文字のやり取りから始める
- 推し活のつながりで、韓国のファンとやり取りする
- AIの音声入力に向かって、覚えた文を言ってみる
- 声に出して話したい人は、韓国語教室の無料体験で先生に話しかける
わたしは、話す相手を探してペンパルサイトに登録しました。
いまも毎日、韓国語で文字のやり取りを続けています。
ただし文字のやり取りは、発音の練習にはなりません。
声に出して話したい人には、韓国語教室の無料体験が向いています。
わたしが紹介している韓国語教室には、どこもネイティブの先生がいます。
無料体験なら、覚えた韓国語をお金をかけずに話しかけられます。
勧誘が心配な人は、「無料体験はしつこく勧誘される?」をどうぞ。
料金が安い教室は、「安い韓国語教室おすすめ10選」で比べています。
韓国語を何から始めるかで、よくある質問
韓国語を始める前に多い質問を、4つまとめました。
Q. 韓国語は独学でも話せるようになりますか?
ハングルと単語、短い文を作るところまでは、ひとりでも進められます。
ただし、通じるかどうかは自分では分かりません。
わたしも教室やオンラインで、先生に話しかけて確かめてきました。
Q. 韓国語は何か月で話せるようになりますか?
わたしは3か月集中して、カタコトの韓国語を話せるようになりました。
その後も勉強を続けて、韓国旅行では注文や道をたずねることができました。
まずは3か月で、カタコトを目指してください。
Q. ハングルは全部覚えてから、次に進んだ方がいいですか?
全部覚える必要はありません。
読み方のルールを知って、声に出すことに慣れるのが先です。
だいたい読めるようになったら、単語とフレーズに進みましょう。
Q. 韓国語で話す相手がいないときは、どうすればいいですか?
ペンパルサイトやAIの音声入力でも、覚えた韓国語は使えます。
声に出して話したい人は、韓国語教室の無料体験を使ってください。
わたしが紹介している教室には、どこもネイティブの先生がいます。
【まとめ】韓国語は何から始める?順番を1つ決めれば3か月で話せます
韓国語は、ハングルの音から始めて、話しかけるまでを順番に進めます。
本記事の大切なところは、次の3つです。
- 韓国語で迷う理由は、情報が多い・意見が正反対・目安がない、の3つ
- 順番は、ハングル→単語とフレーズ→短い文を作る→人に話しかける
- わたしは3か月で話せるようになり、韓国旅行では注文と道たずねができた
やらなくていいのは、ハングルの全暗記と、教材の買い足しです。
忙しい人も、車やお風呂のスキマ時間で続けられますよ。
今日はハングルを1文字、声に出すところから始めてみてください。

迷ったら、順番1だけ見てくださいね。3か月後が変わりますよ。


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